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ハーブ植物図鑑 マダー

ハーブのアイコン学 名:Rubia tinctorum L.(ルビア ティンクトルム)
ハーブのアイコン科 目:Rubiaceae(アカネ科アカネ属)
ハーブのアイコン原産地:ヨーロッパ

マダーは、黄赤色の根を染料や葉に利用するヨーロッパ原産の多年草ハーブで、草姿と用途が日本原産のアカネに似いてることから、和名では「セイヨウアカネ」と呼ばれています。
茎はよく分枝してつる状になり、草丈は50〜100cm。茎と葉に鋭いトゲがあのが特徴です。葉は両端がとがった長楕円形で、1節に3枚つきますが、それぞれに葉と同じ形の托葉をつけ、6枚の葉が輪生しているように見えます。夏から秋にかけて茎の先端部に咲く花は、黄色または白です。
根にはアリザリンという成分が含まれ、かつてヨーロッパでは、この根を「トルコレッド」と呼ばれる赤色を出すための顔料として重用していました。今日では合成染料が普及したため、染料用の栽培は減りましたが、草木染めなど工芸では盛んに用いられています。さらに、根を煎じたものは、殺菌、利尿、発汗、強壮といった薬効があり、また、傷口の外用薬としても有効です。



マダーの栽培ポイント

ハーブ小アイコン栽培(難易度:★★☆☆☆)
霜の降りる地域でも戸外でも冬を越せるほど耐寒性にすぐれた植物で、地植えにも鉢植えにもできます。耐暑性もありますが、夏期の過湿に弱いので、水はけのよい土に植えつけ、水と肥料を与えすぎないことが大切です。 植えつけの適期は4〜5月または9月。地植えの場合は、根鉢の2倍の植え穴を掘り、隣り合う株の葉が重ならない程度の間隔をとって植えつけます。鉢植えの場合は、6〜7号鉢に1本植えが目安です。たつぷりと水を与えて1週間ほど日陰に置き、徐々に日光に当てましょう。
ハーブ小アイコン生育温度
適温は10〜25℃。寒さには極めて強く、冬越しの問題はありませんが、高温多湿になると株が蒸れて腐りやすくなります。
ハーブ小アイコン手入れ
7〜9月は、地植えの場合はよしずなどで40%ほど遮光し、鉢植えの場合は涼しい木陰などに置きましょう。
ハーブ小アイコン日照
日向を好みますが、半日陰でも順調に育ちます。ただし、強い直射日光を嫌うので、夏期は遮光が必要です。
ハーブ小アイコン水やり
地植えの場合は、通常は水やりの必要はありませんが、乾燥した日が続いて表土が白く乾いてきたときのみ与えます。鉢植えの場合は、表土が白く乾いてからたっぷりと水を与えましょう。
ハーブ小アイコン
水はけのよいアルカリ性の土が適しています。中粒の赤玉土6、腐葉土3、パーライト1の割合で混合したものに、地植えの場合は1uにつき100〜200g程度、鉢植えの場合は7号鉢に小さじ1杯を目安に、苦土石灰を混ぜるとよいでしょう。
ハーブ小アイコン肥料
元肥として、地植えの場合は1uにつき10g程度の堆肥を与え、鉢植えの場合は1鉢につき小佐治1杯ほどのマグァンプKを施しましょう。追肥は、地植え・鉢植えとも、6〜7月と9〜10月に月1回、2000倍に薄めた液体肥料を水やりがわりに与えます。
ハーブ小アイコン植えかえ
地植えの場合は、植えかえの必要はとくにありません。鉢植えの場合は、根づまりを防ぐため2〜3年に1回、ひとまわり大きな鉢に植えかえます。適期は4〜5月または9月中旬〜下旬。古根を3分の1ほど切りつめ、茎も2分の1程度に切り戻してから植えかえると、生育がよくなります。
ハーブ小アイコン収穫時期
三年生以上のものは、根を掘りあげて利用できます。収穫の適期は9〜10月。掘りあげた根茎と根は、皮を剥いで天日でよく乾かしてから用いましょう。

マダーの殖やし方

実生も可能ですが、2〜3年に1回、株分けで殖やすほうが簡単です。株分けの適期は3〜4月あるいは9〜10月。腐った根や傷んだ根を切り取り、1株に3〜4芽をつけて分け、新しい土に植えつけましょう。水をたっぷり与え、1週間は日陰で管理します。


マダーの病気対策と害虫防止

◎病気や害虫の心配は、とくにありません。

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