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ハーブ植物図鑑 オレガノ

ハーブのアイコン学 名:Origanum vulgare L.(オリガヌム ブルガレ)
ハーブのアイコン科 目:Labiatae(シソ科ハナハッカ属)
ハーブのアイコン原産地:ヨーロッパからアジア南西部

オレガノはワイルドマジョラムと言う別名でも知られるシソ科の多年草です。ミントわ思わせる芳香を放ち、和名はハナハッカ。全草あますところなく利用できるハーブです。
繁殖力が旺盛で、寒さに強く、乾燥した空気を好みます。水はけさえよければ、土を選びませんが、肥料はひかえめのほうが香りがよくなります。匍匐製のものと、直立性のものとがあり、どちらも30〜60cmにまで生長します。
濃い緑から明るい緑まで変化に富んだ葉は小さくて厚手。刺激的な香り、強い辛みと苦みがあり、殺菌・解毒・消化促進などの薬効が高く、ギリシア・ローマ時代から薬草として利用されてきました。現在は、薬用としてよりも食用として、イタリア料理、地中海料理、メキシコ料理などで活躍しています。

夏に、白、ピンク、紫などの小さな花が、小枝の先に散房状に咲きます。この花も、切り花やドライフラワー、ポプリにしても楽しむことができます。オレガノはドライにしても、生のときと香りや色が変わりません。



オレガノの栽培ポイント

ハーブ小アイコン栽培(難易度:★☆☆☆☆)
暑さにも寒さにも強く、ワイルドマジョラムという名前のとおり野生的で丈夫で栽培しやすいハーブです。しかし、通気悪くなってくると群れて枯死しやすくなるので注意が必要です。オレガノは、種をまいた年には花が咲きません。2年目には花が咲きますが、株が細いため、風や雨で倒れないように支柱を立てましょう。3年目でようやく大株になり、利用できるようになります。
ハーブ小アイコン手入れ
通気性をよくして、株の根元が蒸れないようにしましょう。葉が茂ってきたら、刈り込むか株ごと引き抜くとよいでしょう。腐り始めたときには、他の葉に感染しないように切り取って捨てましょう。
ハーブ小アイコン日照
半日陰でも育ちますが、できるだけ日当たりがよい場所で育てましょう。
ハーブ小アイコン水やり
多湿を嫌うので、年間を通してやや乾燥ぎみにしておきます。雨の多い時期は。濡れないように屋根の下に場所を移動してもよいでしょう。ただし、若葉がしおれてきたら、たつぷりと水をやってください。
ハーブ小アイコン
鉢植えの場合は、赤玉土6、腐葉土2、堆肥2の混合土に、苦土石灰を1握りと、有機質肥料を1握り加えたものが適しています。苗床の場合は、水はけがよいのが条件です。バーミキュライト5、ピートモス5の用土を使います。
ハーブ小アイコン肥料
肥料を与えすぎると、株が茂りすぎて、枯れやすくなり、香りが劣化してきます。基本的には種まきの1月下旬から4月上旬に元肥を与えておけば十分です。元気がないような場合は、2か月に1回程度、窒素分の少ない緩効性肥料を小さじ1杯、根元から放して与えて様子をみましょう。
ハーブ小アイコン植えかえ
芽が出る前の2月下旬〜4月上旬に植えかえましょう。
ハーブ小アイコン収穫時期
葉をフレッシュで利用する場合は、時期を問わず必要なときに摘み取って使うことが出来ます。ドライにする場合は、もっと香りが強くなる開花直前に、根元から10cmぐらいのところから刈り取り、風通しのよい場所で陰干しにします。

オレガノの殖やし方

種まき、挿し芽、株分けで殖やすことができます。種から育てる場合は、発芽温度の15〜20℃を保っていれば、1年中いつでも育てることができます。挿し芽は、4月上旬または9月下旬ごろに行います。8cmほどに切った枝を小粒の赤玉土に挿し、発根したら根を傷めないように定植しましょう。株分けは、3年目で大株になったころに行うとよいでしょう。
株分けしに適した時期は3月上旬〜4月上旬(寒冷地はこれより約1か月後)です。庭植えの場合、株分けして、30cm間隔で植えます。鉢植えの場合は、8号鉢で12芽、10号鉢で15〜20芽を目安に植えつけします。開花時期によい枝を選んで殖やしましょう。


オレガノの病気対策と害虫防止

◎株が茂りすぎて風通しが悪くなったり、梅雨時などで雨が続いたりすると、株元が腐ったり、葉に黒い斑点が出たり、葉が枯れたりすることがあります。これはカビによる病気の一種です。早期であれば、マンネブ剤などを1週間おきに散布します。3回ほどサンプしても効果が見られない場合は、ほかの株に病気がうつらないよう、その株を抜き取ってしまいましょう。また、葉が茂ってきたら、全体の3分の1ぐらいを刈り取って、株が蒸れないようにしましょう。
◎アブラムシが発生したら、手がブラシで取り除きます。植えてしまったら、植物をベースにしたデリスやピレトリンの殺虫剤で駆除します。

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