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ハーブ植物図鑑 クリスマスローズ

ハーブのアイコン学 名:Helleborus(ヘレボルス)
ハーブのアイコン科 目:Ranunculaceae(キンポウゲ科クリスマスローズ属)
ハーブのアイコン原産地:ヨーロッパ、西アジア

日本でクリスマスローズと総称されているヘレボルスは、ヨーロッパ、西アジアを中心に約20種が分布しており、ほとんどが冬から早春にかけて開花する多年草です。花は花が頂点から下に向かって咲き進む集散花序の形をとり、花びらのように見えるのは5個のがく片で、花弁は小さな密腺に退化しています。ヘレボルス属は和名でクリスマスローズ属とも呼ばれ、日本でよく栽培されているものは、ヘレボルス・ニゲル、ヘレボルス・オリエンタリス、またはこれらの交配種です。

ヘレボルス・ニゲル・・・英名をクリスマスローズといい、厳密にはクリスマスローズとはこの花のことです。花色は白く、がく片の背面が淡い紅紫色を帯びることもあります。なお、根に含まれるサポニンには強心剤・利尿剤としての効果がありますが、服用する場合には医師の指示に従うようにしましょう。
ベボルス・オリエンタルス・・・英名レンテンローズといい、もともとの花色クリーム色か黄緑色です。盛んに交配が行われた結果、白、緑、ピンク、白に赤やピンクの斑もしくは縁取りが入ったものなどが生まれています。



クリスマスローズの栽培ポイント

ハーブ小アイコン栽培(難易度:★☆☆☆☆)
鉢植えでも花壇でも栽培できます。寒さに強く、日陰や半日陰でも丈夫に育ちますが、夏の暑さにはやや弱いので、注意が必要です。
ハーブ小アイコン生育温度
低温でも非常によく生育します。夏の暑い時期には土の乾燥に注意しましょう。
ハーブ小アイコン手入れ
伸びすぎた葉柄や枯れ葉を取り除きます。夏場は極度の乾燥を防ぐために、鉢植えの場合は涼しい場所に置くなどの対処が必要です。また、初冬に新しい土を軽く加えてやると、しだいに大株になり、みごとな花立ちが期待できます。
ハーブ小アイコン日照
日陰や半日陰を好むので、落葉樹の根元や庭の下草に植えると最適です。夏の暑い時期には日よけをしましょう。
ハーブ小アイコン水やり
夏期は水分の蒸発が多いので、定期的な水やりが必要です。そのほかの時期は表土が乾いてから水を与えましょう。
ハーブ小アイコン
湿気の多い土を好みますが、水はけにも注意が必要です。赤玉土5、腐葉土3、軽石砂2の割合で配合するとよいでしょう。
ハーブ小アイコン肥料
強く大きな株に育てるためには、施肥を少なめにすることがポイントです。ただし、花後に新葉が伸びはじめたら、窒素分の少ない化成肥料を1uあたり30g与えましょう。
ハーブ小アイコン植えかえ
とくに必要ありませんが、鉢植えの場合は、大きくなった株を株分けして植えかえましょう。子株は5号鉢に1株の割合で植えつけます。

クリスマスローズの殖やし方

株分けが実生で殖やします。株分けには2〜3に1回、秋に行います。大きく生長した株をていねいに掘りあげ、2〜3株に株分けしましょう。それぞれ新しい鉢に植えつけて殖やしますが、再び大きく生長するまで数年かかります。
実生の場合は、10月下旬に種をまき、芽が出たら1つずつ鉢植えにします。地面に植えかえる定植は翌年の秋がよいでしょう。順調に生長すれば、その翌春から開花します。


クリスマスローズの病気対策と害虫防止

◎ウイルス病にかかると葉がちぢれたり、黒斑やモザイク状の模様があらわれます。アブラムシなどの害虫が媒介することが多いので、日頃から害虫を防ぐことが大切です。病気にかかった部分は除去し、場合によっては土から抜き取って焼却処分しましょう。
◎アブラムシは5〜7月に多く発生して葉裏に寄生し、吸汁によって植物を弱らせます。発見したら、早めにDDVP乳剤などを使って駆除しましょう。水やりをするときに強めの水流で洗い流すのも有効です。

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