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ハーブ植物図鑑 コリアンダー

ハーブのアイコン学 名:Coriandrum sativum L.(コリアンドルム サティウム)
ハーブのアイコン科 目:Umbelliferae(セリ科コリアンドルム属)
ハーブのアイコン原産地:地中海沿岸

コリアンダーはチャイニーズ・パセリという別名があり、中国では香菜、またタイではパクチーと呼ばれています。レースを思わせる繊細な葉は、アニス、キャラウェイ、ディルなどとよく似ていますが、その個性的な香りは独特のもの。若葉と完熟した種子には甘い香りと辛さがあり、ヨーロッパでは、ギリシャ・ローマ時代からスパイスとして料理に使われてきました。インドのカレー料理にも欠かせない香辛料で、タイ料理、中華料理などにも日常的に用いわれます。

草丈が30〜60cmほどになり、夏に白色または淡いピンクの花を多数咲かせる一年草。耐寒性はありますが、霜に当たると葉が黒ずみます。
調理に用いるのは香りの強い若葉がよく、生長し葉が硬くなったものは、すでに香りが弱まっているのであまり向きません。また一般的には、甘い香りをもつ種子がスパイスとしてよく利用され、未熟なうちは香りがよくありませんが、完熟すると芳香を放つようになります。



コリアンダーの栽培ポイント

ハーブ小アイコン栽培(難易度:★☆☆☆☆)
コリアンダーは、比較的栽培しやすいハーブですが、株の中心部分にもたっぷりと日が当たるように、株間を十分とって育てることが大切です。鉢で育てる場合も、1鉢にあまりたくさん植えないようにします。貧弱な苗や不ぞろいな苗は、ときどき間引いてやりましょう。
ハーブ小アイコン生育温度
15〜20℃で発芽・生育します。
ハーブ小アイコン手入れ
種子が発芽し本葉が開いたら、株と株が触れ合わないように間引きします。その後も、生育にしたがって株数を減らしていき、間隔を保つようにしましょう。
ハーブ小アイコン日照
水はけがよく、日光が株全体に当たるような場所で育てましょう。
ハーブ小アイコン水やり
種まきの適期である4〜5月は、雨が少ないので、種子をまき終えたら十分な水やりをします。芽吹いた後も土が乾かないように注意し、乾いたらこまめに水を与えます。とくに夏期は十分な水やりを。 鉢植えの場合は、水やりは多少控えめにします。梅雨時は鉢を窓辺に取り込んで、雨風に当てないようにしましょう。また、鉢土が固くなると根の発育が悪くなるので、ときどき割り箸などで土をほぐしてやります。このとき、根を切らないように注意してください。
ハーブ小アイコン
鉢で育てる場合は、庭土6、腐葉土かピートモス4の用土に、規定量の緩効性化成肥料と苦土、石灰を混ぜ合わせたものを用いましょう。
ハーブ小アイコン肥料
春まきの場合は元肥だけで十分ですが、秋まきでは元肥のほかに速効性の化成肥料を春に1回追肥しましょう。鉢植えの場合も4月の初めに1回、緩効性化成肥料を置肥として与えます。
ハーブ小アイコン植えかえ
生長したからの移植は嫌うので、本葉4枚ぐらいになるまでに定植するようにします。
ハーブ小アイコン収穫時期
草丈が20cmほどになれば随時、葉を摘むことができます。ただし若葉を摘みすぎると花が咲かなくなり、種子の収穫が少なくなるので注意しましょう。種子は、7〜8月ごろ、薄褐色に十分熟したものを株ごと収穫します。これを日陰の風通しのよい場所に干し、乾燥させスパイスにします。

コリアンダーの殖やし方

種まきで殖やす場合は、4〜5月が適期です。霜が降りないような温暖な場所なら秋まきもできます。種まきの2週間前、土壌に苦土石灰を混ぜておき、さらに1週間前に堆肥、油かす、粒状化成肥料をすき込みます。30〜40cm幅の畝をつくって種子を15cm間隔にまき、5mmほどの厚さに土をかけてください。発芽には3週間ほどかかります。鉢で育てる場合には、21〜24cm(8〜9号)の鉢に3か所に分けて3〜4株ずつ種子をまき、プランターの場合には10cm間隔にまくとよいでしょう。


コリアンダーの病気対策と害虫防止

◎強い雨や風で株が倒れて泥がつくと、病気に感染しやすくなります。梅雨に入る前には敷きわらやビニールなどで根元を覆い、支柱を立ててやるとよいでしょう。
ビニールで根元わ覆うと病気の予防になり、真夏の乾燥から株を守ります。
◎雑草がはびこると病気や虫の巣になりやすいので、早め早めに抜き取ってやりましよう。アブラムシやヨトウムシが発生したら、早めに駆除してやることが大切です。

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