「ハーブの育て方」トップ > 植物図鑑〜ハーブ〜 > ハーブ植物図鑑 チャイブ

ハーブ植物図鑑 チャイブ

ハーブのアイコン学 名:Allium schoenoprasum L.(アリウム スコエノプラスム)
ハーブのアイコン科 目:Lillaceae(ユリ科ネギ属)
ハーブのアイコン原産地:ヨーロッパ〜シベリア

チャイブは、円筒形の細長い花茎に球形の頭状花をつける多年草です。カルシウムやビタミンを多く含んだ細長い葉は、刻むと独特の甘い香りを放ち、さまざまな料理に利用されています。また、初夏に咲く紫がかったピンクの花も、観賞用としてだけではなく、食用として、用いられるケースが少なくないようです。

チャイブの栽培ポイント

ハーブ小アイコン栽培(難易度:★★☆☆☆)
丈夫で病害虫に強く、地植え・鉢植えなど、いろいろな育てかたができるハーブです。 3〜5月または9〜10月に種子から育苗し、苗が7〜8cmに生長したら、数本を1株として20cmの間隔で植えつけます。
ハーブ小アイコン生育温度
生育適温は15〜20℃。屋外で栽培すると、冬の寒い時期に葉はいったん枯れますが、株は冬越ししているので、よく年の春に再び芽を伸ばします。
ハーブ小アイコン手入れ
11月上旬〜3月中旬、寒い時期の屋外では、敷きわらなどを施し、霜除けします。
ハーブ小アイコン日照
日向を好みますが、極端な暑さには弱いので、7月中旬〜9月上旬は簾などを使って遮光するか、鉢植えの場合は半日陰の涼しい場所に移して栽培します。
ハーブ小アイコン水やり
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。7月上旬〜9月上旬の夏期は表土が乾きやすいので、水やりの頻度を多めにしましょう。
ハーブ小アイコン
赤玉土6、腐葉土4の割合で混合した用土を用います。ただし、酸性土に弱いので用土1u当たりひとつかみの苦土石灰をまき、よくすき込んで中和させましょう。
ハーブ小アイコン肥料
元肥として、緩効性の化成肥料を用土1L当たり3g程度混ぜ込みます。さらに葉の生長を促すため、追肥として2か月に1回の割合で油かすなどの肥料を1株につきひとつかみほど与えるとよいでしょう。また、花後は株元から葉を刈り取り、お礼肥として1株あたり小さじ1杯程度の骨粉や油かすなどを与える必要があります。
ハーブ小アイコン植えかえ
2〜3年に1回、株分けする際に新しい用土を使って植えかえます。
ハーブ小アイコン収穫時期
葉の収穫時期は生育の盛んな4〜10月が中心です。根元から4cmほど残して刈り取ると、新しい芽が出てくるため、時期を問わず繰り返し収穫できます。ただし、寒さの厳しい11月〜3月に屋外で栽培している場合は、葉が枯れてしまい収穫できません。

チャイブの殖やし方

3〜5月または9〜10月に、株分けで殖やします。葉と球根は傷つけないように箸などで古い土を3分の1ほど落とし、黒く腐った根を取り除いたあと、1株を2〜3球に分けて、新しい用土に植えつけましょう。


チャイブの病気対策と害虫防止

◎とくに病気や害虫の心配はありませんが、7月中旬〜9月上旬、乾燥すると葉先が枯れることがあるので、この時期はとくに多めの水やりが必要です。株が弱まって枯死することもあるので、枯れかけた株は鉢土の表面まで水分がまわるように、水を張った鉢皿につけてやるとよいでしょう。

この記事のカテゴリーは「植物図鑑〜ハーブ〜」です。
関連記事

ハーブ植物図鑑 ベチバー

ベチバーが店頭に出まわることはまずないので、ハーブ園などに問い合わせるか、栽培している人に分けてもらうとよいでしょう。

ハーブ植物図鑑 フェンネル

種子から育てるのが面倒な場合は、鉢植えの苗を購入し、植えかえしてもよいでしょう。葉がパリッとして、株元の球茎部の色が白く、つや、てりがあるものを選びましょう。

ハーブ植物図鑑 ヒソップ

ヒソップは年間を通して種子や苗、成株が購入できますが、店頭にはあまり出まわらないので、種苗店やハーブ専門店の通信販売を利用するとよいでしょう。

ハーブ植物図鑑 ハニーサックル

春から初夏にかけて苗や鉢植えが店頭に並びます。葉色が鮮やかで、株全体がしまり、根がよく張ったものを選びましょう。つるが徒長ぎみの苗は避けるようにします。