 | 学 名 | :Capsicum annuum(カプシクム アンヌーム) |
 | 科 目 | :Solanaceae(ナス科トウガラシ属) |
 | 原産地 | :熱帯アメリカ |
ビタミンA、Cが豊富で、辛味成分のカプサイシンが胃液分泌や血行促進に効果を発揮するトウガラシの歴史は古く、その起源は紀元前6500〜5000年にまでさかのぼります。メキシコ・テオティワカン遺跡から栽培種の遺片が出土したことから、原産地は熱帯アメリカとされており、15世紀末にコロンブスによってヨーロッパに運ばれ、その後、世界各国に広まっていきました。
日本には16世紀ごろに渡来し、江戸時代にはすでにいくつかの品種が作出。現在では、食用としてだけではなく、熟すにつれて実の色が変化する“五色(ごしき)”や“榎実(えのみ)”などの観賞用品種も多く栽培されています。
なお、収穫時期は8〜10月。6〜8月には、白く清楚な花を咲かせます。
◆トウガラシの栽培ポイント◆
 | 栽培(難易度:★★★☆☆) |
苗の定植時期は5〜6月。鉢なら10号鉢に1株を目安に、地植えや大型コンテナなら株間を40〜50cmとって、深さ30cmの植え穴を掘り、根鉢を崩さないように浅植えします。その後、生長とともに草丈が高くなったら支柱を立て、主枝に1番花がついた時点で、勢いのよい枝2本を残してほかの側枝を摘み、主枝との3本仕立てで栽培しましょう。
 | 生育温度 |
発芽適温は25℃。生育適温は25〜28℃で、32℃を超えると株が弱りはじめます。
 | 手入れ |
夏には、株の周囲にわらなどを敷いて土の表面が乾燥するのを防ぐとともに、水を噴霧して、空気中の湿気を保つようにしましょう。
 | 日照 |
日当たりのよい場所を好みます。ただし、直射日光が一日中当たるような場所では、夏に日除けを施して実焼けが生じるのを防ぎましょう。
 | 水やり |
表土が乾き始めたら、たっぷり水を与えます。とくに7〜8月は、土の乾き具合をチェックし、こまめに水やりを行いましょう。
 | 土 |
地植えの場合は、排水性・保水性ともによく肥沃な土質の場所を選びます。鉢植えの場合は、赤玉土6、腐葉土4の割合で混合した土が最適です。
 | 肥料 |
元肥として、地植えでは1u当たり化成肥料約50g、堆肥800gを種まきの1週間前までに植え穴にすきこみ、鉢植えでは堆肥を鉢底に1〜2cm敷きます。また、いずれも追肥として5〜8月に、1000倍に薄めた液肥を月に1〜2回程度与えるか、1株当たり7〜8gの化成肥料を2週間に1回、3〜4回程度施しましょう。
 | 植えかえ |
植えかえは必要ありません。
 | 収穫時期 |
実、葉ともに夏から秋が収穫時期です。実は真っ赤に熟したら順次手摘みします。実がそろって色づく品種では8割ほどの実が赤く熟したところを見はからって株ごと引き抜いて収穫してもよいでしょう。葉は8〜10月にいつでも収穫できます。
◆トウガラシの殖やし方◆
毎年新しい苗を購入して栽培します。畑では連作を避けるほか、鉢植えによる栽培では同じナス科の草花を栽培した土を使わないことがポイントです。
◆
トウガラシの病気対策と害虫防止◆
◎葉が縮んだり、その表面にモザイク模様があらわれたら、モザイク病にかかった恐れがあります。発見後は、根ごと抜き取って焼却処分し、ほかの植物への伝染を防ぎましょう。消毒した用土を用いるほか、連作を避け、病気を媒介するアブラムシの防除を徹底することで防止することが可能です。
◎吸汁によって株の生育に影響を与えるほか、モザイク病を媒介することもあるアブラムシ。5〜7月と9月に多く発生するので、早期発見を心がけ、発見後は、1週間おきに2〜3回、DDVP乳剤やディプテレックス乳剤の1000倍液を散布して駆除するとよいでしょう。
ベチバーが店頭に出まわることはまずないので、ハーブ園などに問い合わせるか、栽培している人に分けてもらうとよいでしょう。
種子から育てるのが面倒な場合は、鉢植えの苗を購入し、植えかえしてもよいでしょう。葉がパリッとして、株元の球茎部の色が白く、つや、てりがあるものを選びましょう。
ヒソップは年間を通して種子や苗、成株が購入できますが、店頭にはあまり出まわらないので、種苗店やハーブ専門店の通信販売を利用するとよいでしょう。
春から初夏にかけて苗や鉢植えが店頭に並びます。葉色が鮮やかで、株全体がしまり、根がよく張ったものを選びましょう。つるが徒長ぎみの苗は避けるようにします。