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ハーブ植物図鑑 ハニーサックル

ハーブのアイコン学 名:Lonicera L.(ロニケラ)
ハーブのアイコン科 目:Caprifoliaceae(スイカズラ科スイカズラ/ロニケラ属)
ハーブのアイコン原産地:北半球

180種ほどの原種からなるハニーサックル。その名は、花にたくわえられた蜜をミツバチが吸いにくることに由来するといわれます。低木状に育つ種類もありますが、園芸上人気があるのはつる性種です。種類によってはつるが10mにも伸びるものもあり、欧米では古くからフェンスに絡ませたりアーチに仕立て、観賞されてきました。初夏から秋にかけて、筒形で唇状の花を多数咲かせて強い芳香を放ちます。花色は鮮やかなオレンジやレモンイエロー、白などがあり、咲き始めは白で、のちに黄色く色づく種類もあります。

日本では日本産のジャパニーズ・ハニーサックルをスイカズラ、北米産のロニセラ・センペルビレンスをツキヌキニンドウ、ヨーロッパからきたロニセラ・ペリクリメヌムをニオイニンドウと呼んでいます。スイカズラという名も、子どもがこの花の蜜を吸うことからついたものです。またこれらの交雑種も多数あり、最近はその園芸品種が普及してきました。美しい花を咲かせるつる植物として観賞されるハニーサックルですが、ヨーロッパでは花をポプリにしたり、茎や花を煎じて飲んだりと、ハーブとしても生活に取り入れられてきました。また、中国でも漢方薬として利用されています。



ハニーサックルの栽培ポイント

ハーブ小アイコン栽培(難易度:★★☆☆☆)
耐寒性があり丈夫なので、栽培は容易です。庭に植えてフェンスなどに這わせるのが一般的な観賞法ですが、行灯仕立ての鉢植えにしても楽しめます。
ハーブ小アイコン生育温度
日本全国どこでもよく生育しますが、風の強い寒冷地では、冬は株元にわらを巻くなどして防寒しましょう。
ハーブ小アイコン手入れ
つる性種は生長が早いため、つるを誘導したり、間引いたりする必要があります。伸びすぎたつるは1〜2月ごろ、深めに切りつめて剪定します。また、春から秋にかけての生育期でも、細かいつるは抜き取りましょう。
ハーブ小アイコン日照
年間を通して日当たりのよい場所で育てます。半日陰でも生育しますが、花つきは悪くなる傾向があります。
ハーブ小アイコン水やり
表土が乾いたらたっぷり水を与えてください。とくに春から秋の生長期には水を欠かさないようにすることが大切です。
ハーブ小アイコン
とくにやせていない限りどんな土でも育ちますが、水はけがよく有機質に富んでいれば最適です。鉢植えは、赤玉土と腐葉土を混合したものを用いるとよいでしょう。
ハーブ小アイコン肥料
植えつけ時に元肥として緩効性化成肥料を施します。また追肥は2月と9月に、油かすと固形の化成肥料を置肥してください。
ハーブ小アイコン植えかえ
苗を庭植えする際は、4〜5月に植え穴を大きめに掘り、植えつけます。根張りが不十分な苗は枝を短めに切り落としてから行い、支柱も同時に立てましょう。7号以下の小さな鉢に植えられている場合はこの時期に10号以上の大きな鉢か庭に植えかえたほうがよいでしょう。鉢底にまわった根を切りつめ、移植します。
ハーブ小アイコン収穫時期
花はつぼみが開く前のものを朝早くに摘み取り、また茎は落葉してまもない時期に収穫して乾燥させ、煎じ薬として利用します。

ハニーサックルの殖やし方

挿し木によって殖やす方法が一般的です。7〜8月に、今年新しく伸びたつるを15cmほど切り、バーミキュライトなどに挿します。水を入れたコップに入れても発根します。2〜3週間後には根が出るので、傷めないよう移植しましょう。生育が早く、2年めには開花します。


ハニーサックルの病気対策と害虫防止

◎春や秋にアブラムシが発生することがあります。ディプテレックス乳剤などを散布して駆除しましょう。
◎夏期に多発するのがハダニ。葉の裏に寄生し、被害部分に小さな白斑ができます。繁殖する前にケルセン、ニッソランなどの薬剤を散布しましょう。

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