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ハーブ植物図鑑 ヤロウ

ハーブのアイコン学 名:Achillea L.(アキレア)
ハーブのアイコン科 目:Compositae(キク科ノコギリソウ属)
ハーブのアイコン原産地:ヨーロッパ

ヨーロッパ原産のヤロウ(アキレア・ミレフォリウム)は、50〜80cmほどの高さに生長するノコギリソウ属の多年草で、7〜9月にかけて、傘状に分かれた茎の先端に小さな花を咲かせます。
日本には明治半ばに渡来。羽状に裂けた葉がのこぎりを連想されることからセイヨウノコギリソウとも呼ばれ、その強い繁殖力で本州や北海道の一部に野生化しているものもあります。
また、同じノコギリソウ属の植物で、草丈が1mほどになるイエローヤロウ(アキレア・フィリペンドゥリナ)や、草丈が15〜20cmほどのウーリーヤロウ(アキレア・トメントサ)は、ヤロウと同様に観賞用のハーブとして広く栽培されています。



ヤロウの栽培ポイント

ハーブ小アイコン栽培(難易度:★★☆☆☆)
鉢植え、地植えともに日当たりと通気性に注意が必要です。種まきは3月中旬〜5月上旬ごろに行うのが最適。その際、たっぷり水に浸しておいた種子を使い、覆土は6mm程度と集めにすることが大切。ただし、種子が細かく発芽率がやや低いので、直まきよりも苗床で育てた苗を植えつける方法をおすすめします。種子、苗のどちらから栽培する場合も、本葉4〜5枚になったら株間を20〜30cmとって定植しましょう。
ハーブ小アイコン生育温度
耐寒性・耐暑性ともにありますが、15〜25℃が最適。種まきは、土の温度が10℃を超えていることが条件です。
ハーブ小アイコン手入れ
ヤロウはむれに弱いので、葉の刈り込み、間引きなどを行い、通気性を保ちましょう。
ハーブ小アイコン日照
日向を好みますが、極端に日差しの強い夏期は、鉢を半日陰に移動させるか、日除けを施して株が弱るのを防ぎます。
ハーブ小アイコン水やり
鉢植えの場合は、発芽から開花するまでは、表土が乾いてから水を与えます。開花後は乾きぎみに管理し、表土が乾いた2〜3日後にたっぷりと水をやりましょう。地植えの場合はにはとくに必要ありません。
ハーブ小アイコン
苗床や挿し床には、小粒の赤玉土を使用します。地植えの場合は、水はけがよければ土質は問いませんが、鉢植えの場合は、赤玉土6、腐葉土4の割合で混合した用土を使うとよいでしょう。
ハーブ小アイコン肥料
やせぎみの土質を好むハーブなので、肥料はとくにありません。
ハーブ小アイコン植えかえ
地植えでは必要ありません。鉢植えでは3月中旬〜4月下旬、9月中旬〜11月上旬に行う株分け後、新しい用土に植えつけましょう。
ハーブ小アイコン収穫時期
ドライフラワーにしようすると場合は開花後から満開になるまでの晴れた日の午前中に茎から刈り取り、束ねて風通しのよい日陰に逆さに吊るして乾燥させます。

ヤロウの殖やし方

実生も可能ですが、株分けと挿し芽での繁殖が手軽です。株分けは、3月中旬〜4月下旬、または9月上旬〜11月上旬が適期。地下茎が伸びて密生しがちなので、株分けによって通気性を促すと育ちもよくなり、根が老化して枯れやすくなるのを防ぐ効果もあります。いっぽう、挿し芽の適期は6月中旬〜7月上旬。芽先を10cmほど切り取り、5、6枚を残して下の葉は摘みます。十分に水あげしたあと小粒の赤玉土2鉢に2cmほど挿し、その後3〜4週間で発根したら定植しましょう。


ヤロウの病気対策と害虫防止

◎4月中旬〜7月中旬はアブラムシが発生しやすいので、葉水や500倍に薄めた木酢液のスプレーを散布しましょう。発生した場合は、その株ごと抜き取って焼却するなどの思い切った処置が必要です。また、使用目的を観賞に限るのであれば、オルトラン粒剤を使うとよいでしょう。

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