◆ラムズイヤーの栽培ポイント◆
 | 栽培(難易度:★★☆☆☆) |
耐寒性があり、地植えにもプランター栽培にも向くハーブですが、高温と多湿に弱いので、過湿を避け、できるだけ涼しく夏越しさせることがポイントです。
植えつけの適期は4月または10月。苗を入手して育てるのが一般的で、庭やプランターに15〜20cm間隔で植えつけます。地植えの場合は、花壇の縁取りや高畝にするなどして、水はけと風通しをよくし、プランター栽培の場合は、梅雨時は雨の当たらない軒下に取り込んで、株が蒸れるのを防ぐことが大切です。
 | 生育温度 |
適温は15〜25℃。高温多湿を嫌い、乾燥した環境を好みます。
 | 手入れ |
株が込み合うと蒸れて弱るので、花後に花茎を根元まで切り戻し、風通しをよくします。寒冷地では、株元を落ち葉などでマルチングし、防寒をしたほうがよいでしょう。
 | 日照 |
年間を通して風通しのよい日向、または半日陰で育てましょう。
 | 水やり |
地植えの場合は、植えつけてから根づくまでの約2週間と夏の乾燥期に、表土が乾いたらたっぷりと与える以外は、とくに水やりの必要はありません。プランター栽培の場合は、過湿にならないよう注意しながら、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
 | 土 |
水はけのよい土を好みます。地植えの場合は、植えつけの2週間ほど前によく耕し、1uにつき堆肥と腐葉土を各4〜5L、苦土石灰をコップ1杯ほど混ぜ込んでおきましょう。プランター栽培の場合は、赤玉土7、腐葉土3の割合で混合したものに、用土10Lにつき小さじ1杯の苦土石灰を混ぜ込みます。
 | 肥料 |
地植えの場合は、土づくりの1週間後に、1uにつきコップ1杯の緩効性化成肥料を施すだけで、追肥は必要ありません。プランター栽培の場合は元肥として、用土10Lにつき小さじ1杯の緩効性化成肥料を施します。追肥は4〜10月に、液体肥料を月1〜2回与えましょう。肥料が多いと育ちすぎて草姿が乱れるので、施肥は控えめにします。
 | 植えかえ |
匍匐茎を伸ばしてよく殖え、すぐに株が込み合ってくるので、地植えの場合は1年おきに、プランター栽培の場合は毎年、株分けをかねて植えかえましょう。適期は4月または10月です。
 | 収穫時期 |
7〜9月に花や葉を収穫し、乾燥させてリースなどに利用しましょう
◆ラムズイヤーの殖やし方◆
実生または株分けで殖やします。採種は、花茎が枯れ始めた頃に花茎ごと切り取り、紙袋をかぶせて日陰に吊っておき、袋の底に落ちた種子を密閉容器に入れて冷暗所で保存しましょう。種まきの適期は4月または9月。バーミキュライトとピートモスの等量混合土を入れた育苗箱にばらまきし、間引きながら育て、本葉4〜5枚になったら定植します。
株分けの適期は4月または10月。植えかえ時に大きく育った株を2〜3等分し、植えつけと同じ要領で行いましょう。
◆
ラムズイヤーの病気対策と害虫防止◆
◎春や秋に発生することが多いアブラムシは、数が少ないうちに捕殺しましょう。大量に発生した場合は、DDVP乳剤などの薬剤の散布が効果的です。
年間を通して種子や苗、成株が購入できますが、店頭にはあまり出まわらないので、種苗店やハーブ専門店の通信販売を利用するとよいでしょう。
ハーブへの関心が高まったため、どこの園芸店でも容易に手に入ります。育てるスペースに応じて立性が半匍匐性か匍匐性かを決め、枝数の多い苗を選びましょう。
園芸店で苗を購入する場合は、葉の緑色が濃い根張りのしっかりした株を選びましょう。葉が枯れたりしおれているもの、しっかり根づいていないものは避けます。
ルバーブの苗や鉢は店頭にあまり出まわらないため、春先に種子を購入して栽培します。